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石井貴子 (106期) : ウィキペディア日本語版
石井貴子 (106期)[いしい たかこ]

石井 貴子(いしい たかこ、1990年2月17日 - )は、岐阜県美濃加茂市出身の女子競輪選手日本競輪学校(以下、競輪学校)第106期生。選手登録地は千葉県
== 来歴 ==
両親がアルペンスキーの愛好家だった影響を受け、幼少時からスキーの大会に出場するなどの経験を積んだ。美濃加茂高等学校時代、2007年に行われた全国高等学校選抜スキー大会大回転で2位に入った。その後、ヨーロッパ留学を目指すも怪我の影響で断念し、早稲田大学に進学。しかし、大学時代はこれといった実績を挙げられなかった。
大学卒業後はOLとなり、長らく続けて来たスキーから決別した。しかし、幼少の頃からスポーツを続けて来たこともあり、OL生活に馴染めないでいたところ、電車の『ガールズケイリン選手募集』という中吊り広告を見て即座に決意。その後、大学時代に行っていたウェイトトレーニングのトレーナーのつてを辿ったところ、競輪選手篠田宗克(65期。利根川勇(32期)の弟子)がいたことを受け、篠田に師事することになった。
2012年12月20日競輪学校第106回技能試験に合格し、2013年5月に競輪学校に入校する。同期生の中で、自身を含めた他生徒を凌ぐタイムトライアルでの実績を誇る小林優香とともに、通常の競輪競走における訓練とは別に、オリンピック種目である、チームスプリントを行うよう勧められ、同年10月に立川競輪場で行われた第68回国民体育大会のエキシビションレースに出場。そこで、400m周長の日本記録を更新する56秒333をマークした〔第106回生徒(女子第3回生)小林優香生徒、石井貴子生徒が女子チームスプリントで日本記録更新!(KEIRIN.JP) - 配信日2013年10月3日〕。
これを受け、小林とともに日本ナショナルチーム入りが決まり、その後、競輪学校の生徒としては異例の、2014年2月下旬に行われたトラックレース世界選手権出場を果たした。その後、同年3月26日平塚競輪場で行われた卒業記念レース決勝戦で、2位の高木真備、3位の小林らを破って完全優勝〔【卒業記念レース】女子・石井が4連勝で完全V飾る - スポニチアネックス 2014年3月27日付〕。同校の在校競走成績は3位(31勝)だった。
2014年5月14日西武園競輪場で、ガールズケイリンのデビュー戦を迎え、2着の小林莉子以下に大差勝ち〔2014/05/14(初日)第7レースA級ガールズ予選1 〕。2日後の16日の決勝戦では、山原さくららを破って完全優勝を果たした〔2014/05/16(最終日)第10レースA級ガールズ決勝 〕。その後も連勝を続け、同年7月18日の川崎競輪場で、荒牧聖未の2着に敗れるまで、9連勝を記録した。
また、2014年開催のアジア自転車競技選手権大会ではチームスプリントで3位に入った。
2015年9月20日に地元松戸競輪場でのガールズケイリンコレクションで断然人気だった小林優香を破って優勝を果たした〔石井貴子が地元V 賞金8位でGP見えた/松戸 - 2015年9月21日 日刊スポーツ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石井貴子 (106期)」の詳細全文を読む



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